あいよ!うどん店長です。
10月になりましたが、かま濃では、もともと夏だけのメニューだったうどんを今も販売しています。
その一品が「味噌とんかつころうどん」です。
基本的には夏限定で出していたメニューでしたが、その後、通年で販売するようになりました。今では、人気の定番メニューの一つになっています。
季節限定から、いつでも食べられる定番へ。今回は、そんなメニューの話です。
丸亀製麺が、10月6日から約4年ぶりにグランドメニューを拡充したそうです。期間限定で販売していたうどん4種類が、定番メニューに加わりました。
詳しくはこちら:
丸亀製麺、約4年ぶりにグランドメニューを拡充(公式発表)
期間限定で食べた料理が定番になれば、販売期間を気にせず選べるようになります。お客様にとっては、食べたいときに注文できるものが増える、ということですね。
かま濃の味噌とんかつころうどんも、夏だけだったものを一年を通して販売するようになった、という点では同じです。
ただ、お店のメニューを一つ増やすというのは、メニュー表に料理の名前と写真を追加して終わり、というわけにはいきません。
その料理を、毎日の営業の中で用意できるようにする必要があります。
まず考えるのは、食材と仕込みです。
どの食材を、どれだけ用意するのか。ほかの料理と共通で使えるものはあるのか。そのメニューのためだけに準備するものは何か。
一つの料理でも、こうして分けていくと、確認することはいろいろあります。
さらに、食材を置く場所も必要です。
料理の種類は増えても、冷蔵庫が勝手に広がってくれるわけではないですからね(笑)。
今ある場所に収まるか、出し入れしやすいか。準備した食材をきちんと使い切れるか。おいしく作れることに加えて、毎日扱える形になっているかも大事になってきます。
作る手順も同じです。
一品だけを作るならできても、営業中はほかの料理の注文も入ります。うどんをゆでる作業や、盛り付け、洗い物などと一緒に進めることになります。
そこへ新しい作業が加わるなら、どの順番で進めるのか。スタッフが変わっても、迷わず作れるか。
メニュー表では一行でも、厨房の中では、いくつもの作業につながっているんですよね。
季節限定の料理を定番にするときも、考えることはあります。
すでに作ったことのある料理でも、夏だけ用意するのと、一年中用意するのとでは、準備する期間が変わります。
季節によって注文の入り方が違えば、仕込む量も考える必要があります。たくさん準備して余らせるのも困りますし、足りなくなって提供できないのも困る。
定番になるというのは、毎日の準備の中に、その料理の居場所を作ることでもあるんですね。
ただ、メニューが一つ増えたら、必ず仕事が大きく増えるとも限りません。
ほかの料理と食材や仕込みを共通にできる場合もありますし、同じ食材でも、作る手順は別になる場合もあります。
何を加えるのかによって、厨房で変わることも違います。メニューの数だけでは分からない部分ですね。
丸亀製麺と、かま濃とでは、お店の規模も仕組みも違います。でも、期間限定だった料理が、いつでも選べる定番に加わるというニュースは、身近なメニューの裏側を考えるきっかけになります。
お客様が選べる料理が一つ増える。その後ろには、食材を用意して、仕込んで、注文に合わせて作る毎日の仕事があります。
かま濃の「味噌とんかつころうどん」も、夏以外に注文していただけます。
季節が変わっても、ぜひどうぞ。
それでは、また!
【ニュースの出典】
丸亀製麺の公式発表(2026年10月5日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000330.000056642.html


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