あいよ!うどん店長です🍲
今、かま濃では新しい製麺機の導入を考えています。
製麺機を選ぶとき、気になるのは使いやすさや作業にかかる時間。そして、何より確かめたいのが「うちのうどんに合うかな?」ということです。
先日も、麺を伸ばす工程や作業時間、熟成の扱いについて相談しました。その中で話題になったのが、かま濃で使っている生地の硬さでした。
工程を短くできそうだとしても、実際にうちの生地を扱えるのか。どんなふうに伸ばしていくのか。そのあたりは、具体的に確認しておきたいところです。
ただ、今回の機械選びでは、それと同じくらい大切にしたいことがあります。
それは、「職人さんが使えるだけの機械ではダメ」ということです。
経験のある職人さんが扱えば、うまく作れる。けれど、その人以外には難しくて使えない。それでは、機械を新しくしても、うどんを作れる人は増えません。
今回考えたいのは、機械の性能だけではなく、その機械を使って誰が作業できるようになるのか、というところまでです。
もちろん、新しい機械が入ったら、何も覚えなくてもすぐにうどんを作れるようになる、という話ではありません。生地の扱い方も、作業の順番も、覚えることはあるはずです。
そのうえで、説明を受けて練習し、手順を身につければ、ほかのスタッフも担当できるようになるか。使い方を教えたり、引き継いだりしやすいか。
そこまで含めて、使いやすさを考えたいと思っています。
例えば、職人さんが機械を動かしているところを見ると、作業がすんなり進んで見えるかもしれません。でも、これから覚える人にとっても、同じように分かりやすいとは限りません。
操作そのものは簡単でも、途中の判断に経験が必要なのか。どこまで手順として共有できて、どこに慣れが必要なのか。そうしたことも、確認したい点です。
職人さんの経験や技術を大切にしながら、その仕事をほかの人にも伝え、担当できる人を増やしていく。新しい機械には、そういう役割も求めています。
だからといって、扱いやすければ何でもいいわけでもありません。
かま濃の生地を扱えること。目指すうどんに仕上げられること。そして、作業を覚えた人が無理なく使えること。
このあたりを、どれか一つだけで決めずに確かめていきたいところです。
「製麺機を新しくする」と言うと、機械を選んで入れ替える話に聞こえるかもしれません。でも、現場で相談してみると、生地の硬さ、伸ばし方、熟成、作業時間、使う人のこと……確認したいことがいくつも出てきます。
時間についても、どの工程を短くできるのか、その前後の作業はどうなるのか。熟成を含めた全体の流れをどう組み立てるのか。今のうどん作りと照らし合わせながら考えています。
今はまだ、選んでいる途中です。
実際の機械を見る際には、麺の仕上がりはもちろん、操作の流れや、覚えるときに難しそうなところも確認したいと思っています。
「うちのうどんに合うかな?」
そこにもう一つ、「この機械で、うどんを作れる人を増やせるかな?」という問いを加えて、導入を考えています。
お客様にお出しする一杯を、これからも作り続けていくために。道具と、それを使う人の両方を考えながら、一つずつ確かめていきます。

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